みんな何かを抱えながら毎日を生きている。悩みだけが人生だ。

こんにちは。「ネガおじ」こと、ネガティブおじさんです。

金曜日の22時50分からのNHK『ドキュメント72時間』をよく見ています。

何かのお店や施設だったり、場所を決めて密着し、72時間の間にそこに行き交う人々に、テーマを決めずにインタビューする番組です。

公式サイト上の番組説明は「人々が行き交う街角に3日間カメラをすえてみる。 同じ時代に、たまたま居あわせた私たち。 みんな、どんな事情を抱え、どこへ行く。」とあります。

ロケ場所が、誰でも普段利用するような何気ない所であったとしても、そこへ訪れる人に話を聞けば、様々な事情を抱えていたり、ある特別な想いを持ってそこへ来ていたりします。

当たり前ですが、人にはそれぞれのドラマや人生があるんだと感じます。

先日は、街の中のコイン洗車場でしたが、普通に考えればただ単に汚れた車を洗いに来ているだけのことのはずなんですが、話を聞いてみると日々の仕事の中での辛いことや、やりきれない思いを払拭するために無心で車を洗っていたりします。

様々な悩みや苦悩、葛藤といったものを抱えつつ、皆一様に何かしら折り合いをつけたり、これも運命と受け入れて「また明日から頑張りますよ」といった風にカメラの前から立ち去っていきます。

そんな人たちの日常を垣間見ることによって、ああ、悩んでるのは自分だけではないんだなあと感じます。

毎日の暮らしの中で自分に辛いことがあると、なんで自分だけこんな思いを抱えなくちゃいけないんだろうとか、街角ですれ違うだけの人たちを見て、何か幸せそうで悩みとか困っていることなんか何もないのかなとか思ったりするものです。

でも(番組の中で)話を聞けば、皆、やはり様々な事情や悩みを抱えて毎日を生きていることに気づかされます。

番組のエンディング曲(松島ナオさんという方の『川べりの家、』)も、番組内容に合った素敵な曲で、この曲が流れると自分もまた明日から頑張れなくても、少なくとも淡々と生きて行こうという気持ちになれたりします。

悩み多き内向型に限らず、一見明るく振る舞っている人も、実は相当な悩みを抱えつつもいい意味で諦め、受け止めていることは往々にしてあるはずです。

昔聞いたことのあるフレーズに「さよならだけが人生だ」という言葉がありました。

調べると、中国の漢詩である五言絶句の『勧酒』を作家の井伏鱒二氏が訳した中の言葉だそうです

WEBディレクターの木藤 MIZKという方がサイトでこの詩を、”どうにもならない圧倒的なはかなさ(ここでは別離?)こそが人生で、この事実からは逃れることが出来ない。だからただ前を見つめるんだ” と、自分なりに解釈して救われてきたと語っていました。

それになぞらえれば、私たちの人生は正に「悩みだけが人生だ」って感じでしょうか。

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