こんにちは。「ネガおじ」こと、ネガティブおじさんです。
今月は自分にとって、メンタル的に厳しい月でした。
いや過去形じゃなく現在進行形、かつ悪い方へ向かってる感じかな。
今回は思いっきり愚痴になります。悪しからずご了承ください。
部下を査定評価するという仕事
自分の勤める会社は今月が昇降格が決まる月なのですが、この会社は定期昇給もベースアップも全くなく、給料を上げるには昇格しかありません。
これはよくある主任→係長→課長代理→課長、といったような役職の昇格とは別に、全ての社員は等級付けされていてその等級ごとに基本給が決まっています。
ですので役職が何もつかない、いわゆる平社員となる人たちも、等級が上がることによって給料は上がります。
また役職がある場合でも、その役職自体に変更が無くても、等級が上がれば給料はあがりますし、その逆もあります。
私は現在自分の部署のマネージャーという役職のため、自分の部下の昇格査定を上長役員へ進言する重要な仕事があります。
自分のことで精一杯な内向型の私が他人(部下)の査定をしなければいけないことがすでに、重荷以外の何物でもありません。
部下全員を昇格させることができなかった
この昇格査定が毎年9月であるため、例年この時期は胃が痛む思いで過ごすのですが、今年は今まで以上に辛い年となりました。
今回私は部下6名全員を昇格させる査定案を上長へ提出しました。
それは決して査定を怠けているということではなく、実際に全てのメンバーが頑張ってくれて、誰を上げて誰を上げないかなどと差をつけることは考えられなかったからでした。
しかし、上長及び役員の最終査定で6名のうち2名だけは昇格無しと決まりました。
実は、以前このブログでも書いたようにこの2名が内輪もめを起こし、その一端は私にもあると一人が言い出したため、この問題は私の上長に飛び火する形となりました。
結局、上長の仲裁のような形で一応は収まりを見せたのですが、騒動を起こした喧嘩両成敗のような意味合いでこの2名の昇格は見送られました。
そしてこの私自身の昇格についても、今回はありませんでした。
実は上長とは別の役員から、上長の私に対する査定内容が「部下をまとめきれていない」というものだったと聞かされましたので、この一件が影響していることは間違いなさそうです。
まあ、騒動を収められなかったことは事実ですので、部下をまとめられないと言われれば反論の余地はなく、昇格無しも致し方ないと思えますが、実は私はこの5年ほど全く昇格していません。
役職定年後、私は評価されないまま5年が経った
私は6年前の50歳の時に「役職定年」により、給料(年収)が20%もダウンとなりました。
このことはこのブログでも以前書きました が、肩書としての役職はなくなりましたが、業務内容は全く変わっていないという理不尽なものでした。
その1年後には不評な(当然だ)この「役職定年」制度は廃止されましたが、それと同時に今の等級制度が導入されました。
全ての社員に対し、その時点での給与額は変えない形で等級が組まれました。
その時私は「役職定年」制度が廃止されたので、給料が元へ戻ったうえでその額に相当する等級設定がされると思っていましたが結局、この2割下げられた給料のまま等級が設定されたため、私は30代後半から40代の人たちと同じ等級となったのです。
その後「マネージャー」という役職に昇格しましたが、それもまあ年功序列的かつ組織図上のバランスをとるのためのようなものでした。
その証拠にマネージャーという役職がついてその手当は付加されましたが、等級自体は一度も上がっていないため、基本給はこの5年間全く上がっていないのです。
ですから先ほど、今回 は 私の昇格は無しと言いましたが、今回 も です。
他と比べたくはありませんが、毎年昇格する人はまれですが、普通は皆2年に1回くらいは上がっていきます。
私は性格的に組織の中で上を目指して出世して、などとはこれっぽちも考えていませんが、やはり給料は多い方がいいに決まってます。
最初からこの給料でこの会社に入ったうえで、能力が無くて昇格しないのなら自己責任でしょうが、一方的に下げられて、5年間昇給無しは正直辛い。
他人の昇格や評価と比べたくはないけれど
そして私のモチベーション低下に追い打ちをかけたのが、社員の大量退職という問題を招いていた営業部のマネージャーが昇格したことでした。
これも他者と比較するいやらしい気持ちではありますが、私の部署の内輪もめは昇格無しで大量退職でも昇格はなぜ?
正直、モチベーション低下というよりショックでした。数字で判断できない部署とは言え、私はそこまで評価されていないのかと。
部下の査定に悩み苦しみ、自分の査定でも腑に落ちないことだらけ。
会社という組織に属することの宿命かもしれないが、もう誰の評価もしたくないし、私の評価もしないでくれ!